langstat diary

生存報告と備忘録

MR. JIMMY レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男

 新宿シネマカリテにて、『MR. JIMMY レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』を鑑賞。ジミー桜井氏のドキュメンタリー映画Jimmy Pageのギタープレイの完コピ(全時代対応)をするために、使用機材や衣装まで寄せていく情熱(≒狂気)*1。アンプのコンプレッサーを替えたり、他人から見えないエスカッションの裏側まで加工したり。そして、完全再現にこだわるあまり、アメリカの商業主義と相入れず、バンドメンバーとも衝突。それにしても、全編を貫くLed Zeppelinへの愛がすごい。期待以上に良い作品だったので、劇場鑑賞を強くオススメ。本日の上映は、全回満席*2

 同じ劇場で、チャンドラー・レヴァック監督の『I Like Movies』を上映していた。それも観たい。

*1:本作の監督の師匠は、『セッション』(原題: Whiplash)を撮ったデイミアン・チャゼルらしい。町山智浩が指摘しているように、『セッション』に近い世界観。あの映画も壮絶だったが、最高に面白かった(Official Trailer)。

*2:言うまでもなく、観客の年齢層は高め。

いととほし

 所用により、2泊3日で博多に行ってきた*1。仕事以外に特別なことはしていないので、食べたものだけメモ。強風が吹き荒れる上、粉雪が舞うほどの寒さだったため、その場の雰囲気で店を探すのはやめて、わりと定番の店をチョイス。いずれも、1食1000円程度。

 大兄各位のブログを拝見して。ワタクシは「小径車」のイメージが強いかもしれませんが、実際は「ロード」がメインです。また、「自転車」よりも「音楽」に金と時間をつぎ込んでおります*3。それはさておき、相変わらずの不定期更新ですが、本年もよろしくお願い申し上げます。

*1:「いととおし」を漢字で書くと、「伊都遠し」。無論、「いと」には強調副詞の意味もある。

*2:ワタクシの周りだけかもしれないけど、一定数の福岡人は「豚骨は、臭ければ臭いほど美味い」と言う印象。そして、そこに熊本人がいると、臭さマウントを仕掛けてくるイメージ。

*3:なお、「自転車」の話も「音楽」の話も、ここにはあまり書かない方針。それらについて書くと、ブログのほぼ全てを食い尽くすので。。。とここまで書いて気がついたが、「仕事」の話も殆ど書いてないわね。。。じゃあ、一体なんなのだ、このブログは?(笑)

2024年12月にチェックした文献

 初見の文献のみ。自分の検索用。

  • 雨宮処凛 (2024). 『死なないノウハウ—独り身の「金欠」から「散骨」まで』光文社.
  • 雨宮処凛 (2024). 『難民・移民のわたしたち—これからの「共生」ガイド』河出書房新社.
  • 江原遥 (2024). 「埋め込みベクトル空間と難度アノテーションの互換性定理」『研究報告自然言語処理(NL)』
  • 日高勝之 (2022). 『1970年代文化論』青弓社.
  • 久田祥平・若宮翔子・荒牧英治 (2024). 「日本語オンライン誹謗中傷検出に向けた裁判例データセット」『自然言語処理31(4), 1598–1634.
  • 岩田一成 (2024). 『やさしい日本語ってなんだろう』筑摩書房.
  • 神長恒一ペペ長谷川 (2024). 『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』現代書館.
  • 木山朔・相田太一・小町守・小木曽智信・高村大也・持橋大地 (2024). 「単語の通時的な類似度行列による意味変化パターンの分析」『研究報告自然言語処理(NL)』
  • 子安潤 (2024). 『貧困化する授業からの反転—デジタル化と「子ども主体」の偽装を真正の教育へ』学文社.
  • 斎藤美奈子成田龍一 (編) (2016). 『1980年代』河出書房新社.
  • 末次拓斗 (2024). 『誰でもわかる大規模言語モデル入門』日経BP.
  • 鶴岡路人 (2024). 『はじめての戦争と平和筑摩書房.
  • 津阪直樹 (2023). 『ルポ リベラル嫌い—欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断』亜紀書房.
  • 那覇潤 (2021). 『平成史—昨日の世界のすべて』文藝春秋.
  • Zhang, Y., & Zhang, L. J. (2024). Use of dependency-annotated learner corpora in measuring syntactic complexity for granularity, accuracy, consistency, and transparency: Implications for research and teaching. TESOL Quartely.

2024年12月に観た映画

 バタバタしていたせいか、それほど見ていない。

*1:ハロルド作石原作は、1999年スタート。あと5年早ければ、もしかしたらリアルタイムに楽しめたかもしれない。知らんけど。

谷川公子&村治佳織(Koko et Kaoli)デュオコンサート 2024

 4週連続で音楽イベントに参戦。ラストは、谷川公子&村治佳織(Koko et Kaoli)デュオコンサート「こどもの時間から始まる旅~母なる大地へ」船橋市民文化創造館*1。以前から村治佳織のコンサートに行きたいと思っていたのだけど、なかなか日程や場所が合わなかったり、気がついたときには完売していたりして、今回が初参加。ただ、ソロではなくピアノとのデュオということで、少し悩んだのだけど、公式YouTubeチャンネルで動画をいくつか観て、行ってみることに。
 基本的にはジャンルレス、わかりやすく言えばクラシック以外の曲がメイン。公式チャンネルで公開されている曲としては、以下の4曲(一番上にある「Mother Land」と「Bagamoyo」は別の曲)。戦メリ、とてもよかった。

 また、曲の演奏だけでなく、詩の朗読などもあり。そして、朗読された『こどもの時間 -Childhood-』という詩集を翻訳した方がいらして、演者から軽く紹介されていた。ここで驚いたのは、その翻訳者の先生が、ワタクシの業界デビュー戦の司会をしてくださった方だったこと*2。まさか、こんなところで。。。
 なお、3月の村治佳織ギターリサイタルにも参戦予定。そちらは、定番のクラシック曲を多く聴けそうで楽しみ*3。そうそう、4月に行われる猪居亜美の「Bach × Yngwie」のチケットも確保済み。その他、2025年のチケットをすでに何枚か取っている。

*1:船橋市民文化創造館ってどこなのよ、と思っていたけど、JRと京成を乗り換えるときに使う通路の真上だった。

*2:その先生とお会いしたのは、2002年12月の1回だけ。向こうは高確率で覚えていないと思うので、ご挨拶はしなかった。

*3:クラシックのコンサートって、事前に演奏曲(一部もしくは全て)を教えてくれるのよね。