新宿シネマカリテにて、『MR. JIMMY レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』を鑑賞。ジミー桜井氏のドキュメンタリー映画。Jimmy Pageのギタープレイの完コピ(全時代対応)をするために、使用機材や衣装まで寄せていく情熱(≒狂気)*1。アンプのコンプレッサーを替えたり、他人から見えないエスカッションの裏側まで加工したり。そして、完全再現にこだわるあまり、アメリカの商業主義と相入れず、バンドメンバーとも衝突。それにしても、全編を貫くLed Zeppelinへの愛がすごい。期待以上に良い作品だったので、劇場鑑賞を強くオススメ。本日の上映は、全回満席*2。
同じ劇場で、チャンドラー・レヴァック監督の『I Like Movies』を上映していた。それも観たい。
*1:本作の監督の師匠は、『セッション』(原題: Whiplash)を撮ったデイミアン・チャゼルらしい。町山智浩が指摘しているように、『セッション』に近い世界観。あの映画も壮絶だったが、最高に面白かった(Official Trailer)。
*2:言うまでもなく、観客の年齢層は高め。