langstat diary

生存報告と備忘録

岡山市立オリエント美術館

 東京に帰る前に、岡山市立オリエント美術館に行ってきた。岡山には何度も来ているけど、この美術館を訪れるのは初めて。運よく、東京で見られなかった特別展「大航海時代へーマルコ・ポーロが開いた世界」が開催中*1。子供の頃に光栄の『大航海時代』『蒼き狼と白き牝鹿』をやりまくった者として、これを見逃すことはできない*2

大航海時代は、歴史上はじめて人・物・文化の交流が全地球規模で始まった時代です。日本にまで到達したその波は、南蛮文化として華開きました。本展では、シルクロードの発展から、モンゴル帝国の時代、そして大航海時代にいたる文化交流の姿を、奈良県天理市天理大学附属天理参考館と天理図書館の貴重な所蔵品約200点でひもときます。本展鑑賞により、彼らの夢と冒険の高揚感を追体験していただければ幸いです。(引用元: 岡山市立オリエント美術館

 それほど広い美術館ではないのだけど、非常に見応えのあるコレクションだった*3。それらの(ほぼ)全てを天理大学が所蔵している模様*4。これまで寡聞にして知らなかったのだが、天理参考館は約30万点の資料を収蔵していて、一般にも公開されているようなので、いつか訪れてみたい。
 美術館を満喫したあとは、ONSAYA COFFEEでカフェラテを飲んで、ヒョンチャンプルコギでサムギョプサルを食べてから、新幹線に乗った。後者は最近できたらしいけど、なかなか良かった。
 また、つまらぬものを書いてしまった。

*1:オリエント美術館は、東京以外では、岡山にしかないらしい。どうやら江上波夫が岡山を訪れたことがキッカケになっている模様。

*2:光栄の中でも、初代『大航海時代』(1990年)と初代『三国志』(1988年)は、いずれも数百時間プレイして、ありとあらゆることを試した。いま思えば、もっと有益な時間の使い方がいくらでもあったと思うが、別に後悔はしていない。

*3:個人的にグッときたのは、西夏文字で書かれた書物。西夏というと、佐藤純彌監督の『敦煌』(1988年)の三田佳子を最初に想起する(昭和脳)

*4:やはり、この手の大学はお金を持っているのね。