langstat diary

生存報告と備忘録

ゴジラ-1.0

 遅ればせながら、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』を観た。公開から2ヶ月近く経っていて、上映館・上映回数が減っていたため、池袋で鑑賞。物語や設定に関しては、様々な映画評論で突っ込まれているように、気になる点が結構ある*1。また、説明過剰な演出、「敷島」や「海神」という安易なネーミング、どことなく漂う愛国主義*2は、個人的なマイナス点。さらに、終盤の「ロンド・ベルだけにいい思いはさせませんよ」 的な展開*3や、「お前、生きとったんかい」案件*4には、正直引いた。
 それでも、大画面にゴジラが出れば、「よっ、待ってました」感があるし、テンションも上がる*5。海戦の演出もよかったし、シリーズ第1作へのオマージュが随所に見られる点も悪くなかった。あと、出演者の中では、安藤サクラが抜群に良かった。DVDは買わないと思うけど、劇場で観るには十分楽しめた。
 帰りに、新大久保のチュクミドサ3号店で、サクギョプチュクミとポパイ肉チヂミを摂取*6。最近、チュクミの専門店が非常に増えているので、そのうち食べに行きたいと思っていた。チュクミも良かったけど、ポパイ肉チヂミが美味かった。「チヂミ」というよりは、ポークピカタの上にほうれん草がこんもり乗っている感じ。
 また、つまらぬものを書いてしまった。

*1:さらに言えば、個人的には、人間ドラマを殆どバッサリ切り捨てた『シン・ゴジラ』の方が好き。

*2:戦後間もない時代設定であること、復員兵達が「自分達の戦争」を終わらせる物語であることを考慮しても、「それはどうなんだ?」と思う点がちらほら。別に右寄りの物語でも、それはそれでいいのだけど、全体のバランスとして気になった。

*3:無駄に『逆襲のシャア』を引き合いに出す(笑)

*4:生き残ったキャラクターに関して、被曝しているとか、ゴジラ細胞に感染しているという考察があるのは承知しているが、そのあたりの話は、ここでは考慮しない。ただ、このシーンに関する切通理作の解説には、「なるほど!」と思った。

*5:ある意味、『スターウォーズ』シリーズと一緒で、物語は二の次という感じ。

*6:この店を選んだのは、たまたま空席があって、予約なしで入れたから。