もはや誰も覚えていないと思うけど、ワタクシは、2020年3月頭から東南アジア某国に滞在していた。そこでガチのロックダウンに遭い、強制帰国するや否や空港内の小部屋に数時間監禁され、エアポートホテルにも2週間監禁され、なかなかに得難い経験をした*1。自宅に戻ってからは、2021年度末まで在宅勤務メインだったので、職場のニンゲンと顔を合わせることが極めて少なく、心穏やかな日々を過ごした。ちなみに、ステイホーム期間に、子供の頃からずっと欲しかった『シャーロック・ホームズの冒険』と『人形劇 三国志』のDVDセットを大人買いした。そして、生来のぼっち気質により、今のところ、例の流行り病にかかってはいない*2。そんなワタクシの、ここ3年ほどの変化は、以下のような感じ。
- 見た目としては、30歳前後からあった白髪が増えて、年齢不詳の度合いが増した。その上、パッパラパーな格好で出勤するため、見るからに「やばいやつ」と認識され、中高年から無理難題を言われたり、若者から不当なクレームを受ける確率が大幅に減少した。
- えげつない値上げの影響もあってか、あまり外食らしい外食をしなくなった。超近所の中華屋と喫茶店、松屋フーズ、怪斜の食堂くらい。最近は節約モードなので、どこかで反動が来るかもしれない(苦笑)
- 以前から趣味の1つだった自転車に乗りまくり、エクストリームなライドを頻繁にするようになった。また、未舗装林道やら、廃道やら、獣道やらを(ときに担いで)通行するようになり、オフロードバイクや廃道探索の動画を頻繁に見るようになった。
- 円安の影響もあるが、海外旅行への興味を著しく失い、パスポートの更新すらしなかった。国内旅行がメインとなり、関東甲信越の山を徘徊。隙あれば、飛行機や新幹線で遠方へ。
- 職場は、音に聞こえしヤバイ怪斜なので、ロクなことが一切ない。詳しくは書かないが、「労働」と割り切っている*3。
- 研究関係は、口頭発表を殆どせず、いきなり論文を投稿するスタイルに切り替え。少なくともワタクシの場合は、口頭発表したところで大したフィードバックは得られないし、論文の査読コメントの方が有益なことが多い*4。アウトプットとして、論文の方がはるかに重要なのは言うまでもない。
- 研究の内容としては、好きなときに、好きなことだけやることにした*5。仕事の依頼も、青木真也のポリシーを少しだけ改変して、「ギャラが良い」「成長に繋がる」「楽しそう」のいずれかに該当する場合にのみ引き受けるようになった*6。
- いくつになっても反体制・反権力を気取りたい(めんどくさい)性格ではあるが、自分よりも若い人にプロレスを仕掛けないようにしているため、自然と対戦相手が年々減っていき、残念至極。もっと歳をとって、ヨボヨボになったら、そのときの若手や中堅に(無謀な)勝負を挑んでもいいのかしら?(よしなさい)
また、つまらぬものを書いてしまった*7。