langstat diary

生存報告と備忘録

HMSH 2023

 今日は、(たしか)1997年から通っているHeavy Metal Soundhouseに参戦。今年は、20数年ぶりに夏にも開催されたけど、、、基本的には年末のイベントという認識。通称「メタル忘年会」。ここ10年ほどは、正統派ど直球でIron Maiden(ときどきJudas Priest)のTシャツを着用*1。しかし、今回は少しヲタク感を出して、"NWOBHM 20th Anniversary Festival: Metal Crusade '99"のTシャツを着てみた*2。若い頃は、昔のライブTシャツを着ている人を凄いと思っていたけど、、、歳を取れば、そんなことはいくらでもできると知った(笑)
 開場よりも少し早く川崎に到着し、パブでギネスビールとフィッシュ&チップスを注入してから会場入り*3。近年めっきり当たらないプレゼントに応募して、新調したバルーンギターに空気を入れる。そして、会場内を歩いていると、本日のTシャツに関して、知らない方から話しかけて頂いた(喜)
 珍しく開演時間よりも2〜3分早く、UFOの"Doctor Doctor"とIron Maidenの"The Ides of March"がかかり、忘年会スタート。1曲目は、Megadethの"She-Wolf"(この曲好き)。近年はあまりお立ち台に乗らないことにしているので、最初の伊藤政則パートは、お立ち台の脇に棲息*4。詳しい曲目は誰かがどこかに書いていると思うので、ここでは割愛。今回はゲストが多いということで、このパートはかなり短め*5
 次は、Special Guest DJの「DJコー」のパート。耳で「DJコー」と聴いたら、かつてのレギュラーDJである酒井康のことだと思うが、まさかのtrfのDJ KOO(驚) ご本人も「アウェイ」と思っていたらしく、結構緊張した感じで登場*6。ただ、元々はロック少年で、Black Sabbathのトリビュートバンドを組んでいた経歴もあるらしく、Black Sabbathの"Iron Man"から始まり、Ozzy Osbourneの"Crazy Train"で締める流れ。しかも、普通に曲をかけるだけでなく、随所でDJっぽいテクニック(語彙力不足)を披露。そして、最後に少しだけ"EZ DO DANCE"をかけると、観客は大盛り上がり。これに関しては、後から出てきた和田誠に「裏切り者だらけ」の誹りを受けることとなる(苦笑) *7
 三番手は、Soundhouseの常連になりつつあるLoudness二井原実。前回の反省に基づき、今回はど直球の選曲。ワタクシも、このパートのAcceptの"Fast as a Shark"でお立ち台へ。そして、意外と(?)人気のなかったManowarの"Warrior of the World"でも。あと、Judas Priestの"Come and Get It"で、無理やり引っ張り上げられた(笑)*8 近年はお立ち台が混んでいるのと、最早5時間フルスロットルで騒ぐ体力もないので、比較的スペースのある場所で曲を楽しむ派*9
 四番手は、こちらも前回に引き続き、人間椅子鈴木研一(57歳にして今回のDJで最年少/笑)。例によって津軽弁で話す訳だが、謎のイントロクイズを始め、正解者にサイン入りのリンゴを手渡す(笑) そして、自分もステージ最前線まで出てきて、ノリノリで歌マネやエアギターを披露。「自分が好きなギターソロ特集」らしく、Scorpions、Alcatrazz、Whitesnake(Bernie Marsden&Micky Moody)、Thin Lizzyなどがかかった。前回かけたUriah Heepの"Sympathy"みたいなメランコリックな曲も聴きたかったけど、全体として楽しめた。そう言えば、この人も、Black Sabbath("Into the Void")とOzzy Osbourne("I Don't Know")の両方をかけた。
 続いて、和田誠メロスピパート()。彼のファンも多いが、ワタクシは少し休憩。いったん外に出て、トイレに行ったり、物販コーナーを見たり。いつもラストにかけるHelloweenの"Eagle Fly Free"しか覚えていない(笑)*10
 その後は、後方のサブステージで、The Manの生ライブ。例年どおり、メインステージ前のお立ち台に登って、やや遠目に眺める*11Judas Priest二連荘("The Hellion / Electric Eye", "You've Got Another Thing Comin'")から始まり、まさかのNirvana二連荘("Breed", "Smells Like Teen Spirit")。柴田直人がランニング中に聴いている曲らしいけど、バンドメンバーも驚きの選曲(笑) その後はいつも通りのブリティッシュな選曲となり、Whitesnakeの"Slide It In"、Rainbowの"Since You Been Gone"、"All Night Long"と、皆で歌える流れが良かった。
 ラストは、再び伊藤政則。このパートも短く、定番曲が少ししかかからなかったのが残念。ただ、「まだまだパーティは終わらない!」と言ってかけたAndrew W. K.の"Party Hard"は、めちゃくちゃテンションが上がった。また、デビュー40周年を迎えたEuropeの"The Final Countdown"から、結成50周年を来月迎えるY&Tの"Forever"という流れも最高。終盤になると、毎回お立ち台が超満員になるので、基本的に乗らないのだけど、、、Children of Bodomの"Needled 24 / 7"でうっかり乗った(笑) あとは、Hanoi Rocksの"Up Around the Bend"で恒例のアレをしたり、Mötley Crüeバージョンの"Anarchy in the UK"で盛り上がったりして、最後はWhitesnakeの"We Wish You Well"を合唱。参加された皆様、今年もお疲れ様でした。また来年、同じ場所でお会いできることを楽しみにしています。

I'm sad to say it's time to go
Until we meet again along the road
Remember this on your journey home,
When you hear the thunder roar you're not alone
 
We wish you well, we wish you well,
In times of trouble may your hearts be strong
We wish you well, we wish you well,
Until we meet again,
We wish you well...
Whitesnake, "We Wish You Well")

 また、つまらぬものを書いてしまった。

*1:かつては、マニアックなTシャツを着ていったり、複数のTシャツを途中で着替えたりしていた(笑)

*2:このフェスティバルの模様は、かつてライブCDとして発売されていた。いまは廃盤らしいけど。

*3:定刻に行くと混んでいるので、あえて少し遅れていく。

*4:ワタクシは、なぜか四半世紀以上、会場内の同じ位置に毎回いる(笑)

*5:ゲストDJもいいんだけど、個人的には、伊藤政則なり大貫憲章なり、プロのDJのプレイリストをたっぷりと楽しみたい。

*6:DJ KOOを呼び込む伊藤政則が「レイブっぽい曲をかけたら、どうする? Ravenじゃないぞ」と言って、笑いを取っていた。

*7:O'Jaysの"Back Stabbers"(邦題: 裏切者のテーマ)をかけそうな勢いだった(笑)

*8:Manowarの"Warrior of the World"をフルコーラスで歌ったあと、Dioの"Stand Up and Shout"、Iron Maidenの"Wasted Years"と大好物の曲が続いて、ワタクシのボルテージが最高潮に達していたせいか、(今日はJudas PriestのTシャツを着ていないのに)周りの人達にお立ち台に乗せられた説(笑)

*9:正確に言うと、10年前よりも運動している現在の方が体力があるが(さすがに20年前の体力はないと思うけど)、翌日以降の死事を完全に棒に振るようなことが難しくなってきたのよね。。。

*10:最初もHelloweenだった気がするが、忘れた。"March of Time"か何かだったっけ??

*11:「ライブ」は、最前列ではなく、少し後ろから観るのが好き。視界に他の観客を入れたい(ライブ感)